画像サイトマップとは、画像ファイルを検索エンジンに渡すためのインデックスです。任意のタイトルを付けてファイル名以外の分かりやすい文字を元に、画像ファイルを検索してヒットさせることができます。
WordPress は投稿した画像などのメディアだけにも URL が存在します。最近は JetPack のサイトマップ機能を使っていたのですが、これにはページ サイトマップと画像サイトマップを自動で生成してくれる機能があり、メディアとして添付した画像の URL が単体で検索ヒットするようになってきました。
検索対象が増えていいような気もしますが、ページの関連記事表示に Google AdSense を使っている関係で、関連記事が記事のページではなくメディアのページが表示されてしまう現象が見られるようになりました。メディアに入力したメタデータと画像ファイルとを組み合わせたギャラリー サイトなら十分役立ちますが、このサイトは記事の説明に画像を使っているだけで、メディアには最近はきちんとタイトルを入れるようにしていますが、過去の多くの画像はファイル名のままになっています。画像ファイル名もデジカメのファイル名のまま使ったりしているのできちんと管理していません。
これだと画像サイトマップで検索されるようになっても意味のあるページにならないので、以下の修正を行いました。
- JetPack のサイトマップ生成機能をオフ
- Google XML Sitemaps プラグインをインストールして有効化(元に戻した)
- メディアだけ表示するためのページ(attachment)が使用されないように処理
ドメイン名/wp-admin/options.php ページを URL 指定で直接開き、「image_default_link_type」項目を「none」に設定し、ページ最下部の [保存] ボタンをクリック - Attachment Pages Redirect プラグインをインストールして有効化
3. の設定で attachment ページは表示されなくなりますが、投稿ページのサブ ページとして、メディアのみ表示される URL が存在しますので、ここにアクセスした際に記事自体のページに転送してくれるプラグインです。
インデックス対象のページが半分以下になったのでアクセス数が激減するかもしれませんが、妥当なページをヒットしてもらうための対処です。