このニュースを読んで思い出した懐かしい出来事。
TAKERU というのはパソコンソフトの自動販売機で、画面で操作して購入したらフロッピーディスクだけ入手できてパッケージソフトを買うよりも若干割安でした。ファミコンのディスクシステムを知ってる人はオモチャ屋でディスクソフトの書き換え購入するイメージに近い(?)。
小六の頃、当時の地元の電機店「松本無線」(数年前に閉店したらしい)に設置されていた TAKERU でなけなしのお小遣い 3,000円をはたいてゲームを買ったら Windows 3.0 用で、まだ実家の PC-9801 は MS-DOS しかなくて遊べない悲しい思いをしました。
その後親父が息子のために「Windows」なるものを入れれば動くことを調べてくれて Windows 3.0 をインストールしたというのがマイクロソフトとの出会いです。中学の頃には Windows 3.1 が出てパソコン使いにはそこそこ知られるようになってて、その年後に Windows 95 でそこそこいい感じの画面になり、Windows98 が爆発的にヒットしてマイクロソフトが躍進していします。
なので TAKERU がなければ俺も親父も Windows を知るのはもっとずっと後の流行に乗っかる形で知ることになたことでしょう。まだ世間で流行る前に Windows を使い始めたのは TAKERU のおかげです。
ちなみに 3,000円出して買ったのは「潜水艦撃沈ゲーム」で値段なりのクォリティですぐに飽きてしまった(当時のそれなりのPCゲームは 10,000円以上してた)。親父は自分で手に入れたゲームはやらせてくれたけど、子供のためのゲームを買ってくれたことはなかったという、、、