会社の後輩君たちがスキーやってみたいです!ということになったので、今更ながら毎回使っている装備品を考えてみました。日帰りプランだとこんな感じになります。この記事の目的はスキーですが、手元にスキーがなかったのでスノーボードの例です。板と靴が違うだけで他は同じです。
チェックリスト
持ち物 | 目的 | 必須 | レンタル | レンタル |
スキー板・ストック スノーボード ブーツ |
必ず要るもの。必ずレンタルもあります。繁盛しているスキー場だとちょっといい値段でちょっといいグレードのレンタルもあります。 | ◎ | ○ | 3,700円※ |
アウターウェア | スキー / スノボ ウェアの上下。もし雪山を登る装備があるなら兼用できなくはない。ジャケットによっては行き帰りにそのまま着られる。 | ◎ | ○ | 1,900円※ |
ミドルウェア | フリースやトレーナー。首元までジップアップできた方がよいです。行き帰りにそのまま着ることもできます。 | ○ | × | |
インナーウェア | 上下に着るタイツです。天候によってはジャージでの代用もありです。 | ○ | × | |
ゴーグル | 晴れてたらミラー系、雪の日は防風として使います。天候によってレンズを交換するのが理想ですが、予算との兼ね合い。ゴーグルは安かろう悪かろうなので、レンタルの場合は期待できません。サングラスしてたのはバブルの頃か今は見ないですね。 | ○ | △ | 400円 |
グローブ | これもピンキリです。晴れてたら気にする必要はないですが、吹雪いたり夕方気温が下がった時に性能の差がでます。 | ◎ | △ | 400円 |
ニットキャップ | 耳が寒いので用意しましょう。蒸れないヘッドバンドが理想ですが、最近ほとんど見ないですね。 | ○ | △ | 400円 |
ネック ウォーマー | 首元が寒い時用。吹雪くとあった方がよい。自分は息の抜けが良いフェイスマスクを使ってます。 | ○ | × | |
パスケース | 改札でリフト券を見せるために使います。 | ◎ | × | |
ワレット | チケットを買ったりお昼にカレーを食べるために必要。雪といえど濡れてくるので革財布は避けたい。アウトドア用のシンプルなのがお勧め。 | ◎ | - | |
健康保険証 | いざというときのお守り。 | ◎ | - | |
携帯電話 | 友達とはぐれたときのために。ネックストラップを付けておくと絶対なくしません。 | △ | - | |
日焼け止め | 雪焼けは黒くなります。レディーは持って行きましょう。自分は使ったことがないです。 | ○ | - | |
リップクリーム | 唇も乾燥するので備えあれば憂いなしです。 | ○ | - | |
カメラ | 大切な思ひ出を記憶するために。防水だと安心。 | × | - | |
ペットボトルホルダー | 休憩時間を節約するためにペットボトルホルダーを使ってズボンに付けて滑ってます。リフトで一服できます。 | △ | - | |
タオル | 雪を払ったりするのに便利。帰りに温泉に入るのにも使えます。 | △ | - | |
着替え | なくてもいいけど、温泉とか入るなら着替えたい。 | △ | - | |
バッグ | 上記を詰める鞄。スノーボードだと板一体型もあります。レンタル組なら 20L ぐらいでなんとかなるでしょう。 | ◎ | - | |
ポリ袋 | 濡れたブーツや着替えを入れるためのポリ袋。40L の大きめとスーパーのレジ袋があると良い。 | ◎ | - |
※バスツアーだとレンタル無料付きプランがあります。
※レンタルはガーラ湯沢の料金を元にした概算です。高い方なのでスキー場によっては安くなります。
いくつか詳しく見てみましょう。
板やアウターウェアは好みなのでお任せで。必ずレンタルがあります。雪山行く人はアウターウェアが兼用できます。ただ、雪山用のデザインだと相当手練れに見られるのである意味注意が必要です。
ミドルウェア
昔は毛糸のセーターが定番でしたが、今はフリースが主流です。今シーズンはウールのジャケットを買いました。ウールは濡れても暖かいので雪山には最適です。適度に湿度を逃がす調湿性があるのもウールの特徴です。後輩君の中にはインナーは Tシャツだけという強者もいます。ピーカンだといいけどが吹雪くと寒いです。
インナーウェア
インナーウェアは、有名どころだとユニクロのヒートテックです。ヒートテックは汗の水分で発熱するという仕組みですが、汗をかくウィンタースポーツならモンベルのジオラインがお勧めです。ヒートテックは動いている間は暖かいですが、活動を止めると汗が冷えます。今のヒートテックは透湿性があると書かれてますがどうなんでしょうか。雪山では汗が残ることは致命傷なので、汗はかかない(留めない)ことが大切です。一般的にアウトドア ブランドのインナーウェアは速乾性に主眼を置いてます。そういえばイッテQ登山部のマッキンレー登頂でイモトさんがモンベルのジオライン着てましたね。マッキンリーなら最厚手の E.W. ですが、スキーなら最薄手の L.W. で十分です。
パスケース
リフトの改札でおじさんにリフト券を見せるために使います。数百円で買えますが意外と忘れる小物です。スキー場は高めなので事前に用品店で買いましょう。
ワレット
最近買ったのが Beautiful money Wallet。これは薄くてシンプルです。去年の Off the Grid というイベントに出典してて興味があったけど、値段が高くて躊躇してました。そこで買い渋って以降ウェブサイトを見ても常に SOLD OUT となっていたところ、たまたま在庫があったので勢いで買ってしまいました。登山、自転車、スキーなどのアウトドアに最適です。
バッグ
レンタル主体の場合は小物と着替えが入るデイパックで問題ないです。スキーやスノーボードをフルに持って行く場合は大きいバッグが必要です。スノーボードの場合は板と一体型のケースがあります。
以前は自分も一体型のボードケースを使ってましたが、最近は大きなダッフルバッグにウェアとブーツを詰め込んで板だけ別に持って行きます。スキーはその方法しかとれないのでバッグが兼用できるメリットがあります。ダッフルバッグは中期の旅行にも使えるのでなにかと便利です。
買うべきか、借りるべきか
3 シーズン行くと完全に元が取れるので、来シーズンも見越してる人は最初から買った方が良いでしょう。買うとやらざるを得なくなるので強制的にやる気が引き出せます。基本装備はどこへ行ってもレンタルがありますが、小物(△印)はレンタルしていないスキー場もあるので事前にチェックが必要です。
あと、レンタルのデメリットは混雑すること。特に都内から向かうスキー場は限りがあるのでレンタルだけで 1 時間とか待ちます。昨年末雪不足の状態でかぐらスキー場に行ったときは皆集中してたため、レンタル組は午前いっぱい滑れませんでした。そんなの自分には耐えられません。スキーはリフトの運転時間開始から終了まで極限に滑るのがモットーです。
それでも買うと初期投資コストが膨らみます。そんな方には、旅行会社のツアー パッケージに参加するのがお勧めです。たいていレンタルが無料になるプランがついています。夜行バスはしんどいという方にも、マイカーで行けるプランがあるので調べてみてください。
さいごに
今回の企画は会社にスノボに行く組がいて、他の人にも声をかけたら「スキーなら、、、」という回答だったので「じゃスキーで」という流れになりました。聞けば今回新規に参加する後輩君たちは、ブランクはあるものの経験者だそうなので、カンを取り戻せばきっと素晴らしい滑りをするでしょう。自分もこの回がスキーの初滑りになりそうなのでカンを取り戻せるか心配です。
後輩君の中には雪国出身者がいて当然冬の体育の授業にスキーがあったそうです。地元の広島市内からだとスキー場まで 2 時間かかるし、都内だと 3~4 時間かかる。スキー場まで 30 分とかうらやましすぎです。そんな授業でスキーを習った雪国出身者は皆スキーを嗜んでるのかというとそうでもないそうです。大人になっても滑る人と滑らない人は両極端に別れるようです。シーズン券買って平日にアフター 5 でふらっとナイタースキーもやっちゃうような人もいる傍ら、日々の雪かきにうんざりするだけの毎日を過ごす人もいるそうです。