遠い過去の話ですが2013年9月14日に東京都大田区で開催された Wordcamp Tokyo 2013 でメモしたことを記録しておきます。その中で Google のサーチエンジン担当者を招いてのセッションが行われたセッションでの要点です。
特に Web ページのコンテンツを作成する人にとって大切なことを話していたと感じました。
目次
セッション タイトル
「基本的なことから都市伝説まで、あなたの疑問をGoogleの中の人に答えてもらおう」
//2013.tokyo.wordcamp.org/session/googlesession/
Q:検索エンジンにヒットさせるには?
→Googleは良いコンテンツを検索の上位に表示することを目的としている。
→Googleの検索アルゴリズムは年間2~300の改良を加えているので、検索にヒットさせるためにあれこれ施策をする(やたらキーワードをたくさんいれるとか)は意味がない。
Q:title,keywords, description メタタグは必要か?
→ページの情報を端的に伝えるものなので重要度は高い。ただしランキングには使用していない。
→descriptionは検索結果のスニペット(結果一覧に少し表示されるテキスト)なので、単語ではなく文書で書くのが望ましい。
Q:Google サイトマップは必要か?
→クローラーが確実にできるのでサイトマップは作った方が良い。
Q:オーサーシップの登録は必要か?
→ランキングに有利という訳ではない。
→利用者にとって記事の信頼感を与えられるので再訪問へのメリットが高い。
※オーサーシップとは
//blog.nb-a.jp/2013/09/google-authorship/
※オーサーシップは個人しか登録できません。
Q:レスポンシブ デザインは?
→した方がよい。
→デバイスごとにURLを変えるのではなく、同一のURLで見せた方がよい。
→リダイレクトのミスも防ぐことができるので。
※レスポンシブ デザインとは
//ascii.jp/elem/000/000/697/697463/
Q:魅力的なサイトとは?
→何度も訪問したいと思うコンテンツがある。
→サイトの独自性(オリジナルのコンテンツ、役に立つ、おもしろい)がある。
→結果としてまた来たいと思うサイトが魅力的なサイトとなり、訪問者が増え、検索結果が上位となる。
結論
「Googleはユーザが見たい魅力的な情報が得られるように検索結果を表示することを目指している」
- 文書しかないページと図や写真を織り交ぜたページとを比べてどちらがユーザにとって魅力的か?
- ページが引っかからないならば、メタタグではなくコンテンツ自体を見直すべき。
その他に入手したの情報メモ