先週、会社の先輩からこんな質問が。 「あなたって広島市出身よね?“あきく”って知ってる?」 「自分、安芸区出身ですけど、、、」 「え?じゃあ“やのちょう”って知ってる?」 「矢野町出身ですよ。」 「えーー?!じゃあこの住所ってどっちがあってる?」
そこには『広島県広島市安芸区矢野町xxx-xxx』と書いてある。
地元の矢野は早いうちから丁割と住居表示が実施されていて、住所には何丁目何番何号という表示になっていると思っていたけど、そういえば山奥(失礼)に行けばそんな住所もあったことを思い出す。
某Aサイトと某Bサイトで同じ住所を検索すると結構違う場所を返してくる。お客様から指摘があったそうで、どちらが正しいのか自分のところに聞きにきたというわけです。
「その地域は滅多に行かないので判らないのですが、ちょうど週末に別の用事で帰省するので見てきますよ。」
ということで2者の住所が示す地点はどちらが正しいかを確認すべく、現地調査することになった。
最初にAサイトで示される住所に行くも、表札に住所が書かれてなく、付近の電柱なんかにも住所の記載がない。近くを通った人に伺うも、ここら辺一帯が同じ地番で見当がつけられない。
ということでBサイトが示す住所に行くと、表札下に住所が書かれている。しかも同じ住所だ。ということでこちらが正解ということは判った。
ただ、実は両方とも正しい住所でした。というオチ考えられなくもないのでもう一度最初の方を訪ね、意を決してピンポンした。
小学生の子供が出てきて事情を話し、納得してくれたのかしてくれなかったのか分からないが、自分が言った住所とその自宅の住所が異なるということは分かった。
あーよかった。結果は正直番狂わせでおもしろかった。調査ミスはどうしても発生してしまうのだろう。
それにしても気になったのが、自治体は結構A社サイトの元となっている地図を使ってるところが多いところです。