久しぶりに初登場のインタフェースと接近遭遇しました。ラスターを分類表示する際に値を除外するのに使用するものだけど、ArcMap の GUI でも使用したことがありません。シンボル分類で値の除外はよくてベクトルデータで使用するぐらいですが、ラスター レイヤーでもできるんですね。
概要
属性テーブルをもったラスタ レイヤを分類表示する際,値からデータの除外を行うのに使用するインタフェース。
ArcMap GUI での操作
[ArcMap] → ラスター レイヤーのプロパティ → [シンボル] タブ → 表示:[分類] → [分類]ボタン] → [除外]ボタン → [値]タブ → [除外する値]
使用方法
IRasterDataExclusion::ExcludeRanges:範囲を追加するプロパティ
IRasterDataExclusion::ExcludeValues:値を追加するプロパティ
各プロパティにはDouble型で配列宣言した変数をセットする。ExcludeRangesは開始値・終了値をペアで追加する。