ルート イベント レイヤーを作成するには、まず取得したカバレッジ フィーチャクラスを下記方法でルート イベントのデータ ソースとして設定します。
- IRouteLocatorName 型の変数を宣言し、新規 RouteMeasureLocatorName オブジェクトをセットします。
- IRouteLocatorName 型オブジェクトの RouteFeatureClassName と RouteIDFieldName プロパティを設定します。
- RouteFeatureClassName には、IDataset 型オブジェクトを IFeatureClass オブジェクトからキャストして取得し、さらに IName 型オブジェクトを IDataset 型オブジェクトの FullName プロパティの戻り値から取得して設定します。
- RouteIDFieldName には、ルート識別フィールドを文字列で設定します。
・IRouteLocatorName インターフェイス
http://resources.arcgis.com/en/help/arcobjects-net/componenthelp/index.html#//0025000007v8000000
次に、ルート イベントのプロパティを設定します。
- IRouteEventProperties2 型の変数を宣言し、新規 RouteMeasureLineProperties オブジェクトをセットします。
- IRouteEventProperties2 型オブジェクトの EventRouteIDFieldName プロパティを設定します。
- EventRouteIDFieldName プロパティには、ルート識別フィールドを文字列で設定します。
- IRouteEventProperties2 オブジェクトを IRouteMeasureLineProperties 型にキャストし、FromMeasureFieldName と ToMeasureFieldName プロパティを設定します。
- FromMeasureFieldName には、始点メジャー値フィールドを文字列で設定します。
- ToMeasureFieldName には、終点メジャー値フィールドを文字列で設定します。
・IRouteEventProperties2 インターフェイス
http://resources.arcgis.com/en/help/arcobjects-net/componenthelp/index.html#//0025000007ts000000
- IRouteEventSourceName 型の変数を宣言し、新規 RouteEventSourceName オブジェクトをセットします。
- IRouteEventSourceName 型オブジェクトの EventTableName、EventProperties、RouteLocatorName プロパティを設定します。
- EventTableName には、IDataset 型オブジェクトを Excel テーブルを取得している ITable オブジェクトからキャストして取得し、さらに IName 型オブジェクトを IDataset 型オブジェクトの FullName プロパティの戻り値から取得して設定します。
- EventProperties には、IRouteMeasureLineProperties オブジェクトを設定し、RouteLocatorName には、IRouteLocatorName オブジェクトを設定します。
・IRouteEventSourceName
http://resources.arcgis.com/en/help/arcobjects-net/componenthelp/index.html#//0025000007v4000000
- 作成した IRouteEventSourceName オブジェクトを IName 型にキャストし、IName型オブジェクトの Open メソッドからルート イベントを IFeatureClass 型のオブジェクトとして取得します。
- フィーチャクラスを空の IFeatureLayer オブジェクトのデータソースとして設定します。
- ルート イベント レイヤーをマップ上に追加します。
'a_id 2848