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位置情報の記述方法

2006/11/19 (日)

場所を特定する方法、代表的なものは「経緯度」と「住所」で、地理情報標準では前者を「座標による空間参照」、後者を「地理識別子による空間参照」といいます。簡単な呼び方で「直接位置参照」、「間接位置参照」と呼ばれたりもします。

その他の地理識別子として、国が整備している地域メッシュという範囲を示したコードがあります。これは範囲によって3段階あり、それぞれ 20万部の1地勢図、2万5千分の1地形図、2千5百分の1国土基本図の図郭に相当します。

最近知ったのが「ロカポ」。LocaPoint の略だそうで、これは英数 12文字で全世界を 1.5m 四方内で特定できる優れもの。

残念ながら ArcGIS にはこれらの間接参照で範囲を表したりできる機能が含まれていない。暇があったら ArcObjects で参照ツールを作ってみたいだけど。。。

  • この記事を書いた人

羽田 康祐

伊達と酔狂のGISエンジニア。GIS上級技術者、Esri認定インストラクター、CompTIA CTT+ Classroom Trainer、潜水士、PADIダイブマスター、四アマ。WordPress は 2.1 からのユーザーで歴だけは長い。 代表著書『"地図リテラシー入門―地図の正しい読み方・描き方がわかる』 GIS を使った自己紹介はこちら。ESRIジャパン(株)所属、元青山学院大学非常勤講師を兼務。日本地図学会第31期常任委員。発言は個人の見解です。

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