既製品のワイシャツ(西日本でいうところのカッターシャツ)を買うと、袖口に 2 つのボタンがついています。私はスーツの袖口から 1.5cm 程度 Yシャツの袖口を出すようにしたいので、外側のボタンで締めてました。内側のボタンは余計なのでわざわざ取ってはずしてました。
そしたら Gainer 2009年6月号を読んだらこんな記事が書かれていてショックを受けます。
「ワイシャツの袖口に並ぶ2つのボタンはきつめ、緩めではない」
袖口に並ぶ2つのボタンは、留めたときにカフリンクスのように見えるように外側を留める。
ワイシャツ着るときは極力カフリンクスつけてるようにしているので、余計なボタンを 1 つ外したなら、いっそのこと 2つとも外した方がいいのかとさえ思ってしまいました。
しかし、後日麻布テーラー銀座7th店でスーツを仕立てに行った際 Gainer の記事についてテーラーさんに伺ったところ、
そんな話は聞いたことないですね。ワイシャツの袖口にボタンが 2つあるのは既製服が出回りはじめた頃のコスト削減が目的で、サイズ調整のためですよ。おそらく最近カフリンクスが流行ってるところに後付で理由を作ったんじゃないですかね。
と言われてしましました。両者の説明を聞くと、後者のテーラーさんが説明された方に説得力を感じました。Gainer で表題の記事書いた方には是非出典を教えていただきたいです。
Gainer の記事には他にもいくつか「知らなかった常識」的な内容が書かれていたのですが、これはなるほど思いました。
「パンツのウエスト前の小さなループにはベルト爪を通す」
重いバックルが安定するように付けられたウエスト前のループには、ベルトの爪を通す。
なんでこんなものがついてるんだろうってずっと疑問に思ってた謎が解けました。他のサイトでも紹介しているページがあり、こちらは信頼性が高そうです。